はじめに:ハンドメイド販売は「誰でも始められる」時代
ハンドメイド作品を作ることが好きで、「いつか販売してみたい」と思ったことはありませんか?
今は、ネットショップやイベント、委託販売など、個人でも手軽に販売できる環境が整っています。
ただ、いざ始めようとすると——
- どこで販売すればいいの?
- 初期費用はどのくらいかかる?
- 本当に売れるの?
といった疑問がたくさん出てくるのも事実です。
この記事では、初心者が無理なくハンドメイド販売を始める方法と、
実際に販売を始めるまでの流れ、販売先の選び方をわかりやすく解説します。
さらに、初めてでも安心して始められる委託販売先「olmo+」もご紹介します。
1章|初心者がまず知っておきたい「3つの販売スタイル」
ハンドメイド販売の方法は、大きく分けて次の3つです。
① ネット販売(オンラインショップ型)
代表的なサイト:
ネット販売の魅力は、自宅から全国に販売できること。
写真を撮って登録するだけで、誰でもすぐにショップを開設できます。
ただし、ライバルも多く、写真・説明文・SEO対策が鍵になります。
最初は「なかなか売れない…」と感じる人も多いので、SNS発信と組み合わせるのがおすすめです。
② イベント販売(対面販売型)
マルシェやハンドメイドフェスなど、実際に会場でお客様に見てもらえるスタイルです。
特徴:
- お客様の反応を直接見られる
- SNSよりもファン化しやすい
- 1日の売上が大きいことも
一方で、ディスプレイ準備や出店料、交通費がかかるため、体力と時間が必要です。
「自分の作品に直接反応がほしい」「対面販売が好き」という方に向いています。
③ 委託販売(実店舗販売型)
委託販売は、お店に作品を置いてもらい、代わりに販売してもらう仕組みです。
「お店で売ってみたいけど、自分の店舗を持つのは難しい」という人に最適。
メリット:
- 接客不要で販売できる
- 実物を見て購入してもらえる
- 店舗のファンが作品を見つけてくれる
デメリット:
- スペース使用料や販売手数料がかかる
- 売上の把握にタイムラグがある場合も
ただ、店舗スタッフのサポートや作家同士の交流があるお店なら、販売以外の学びも得られます。
初めて販売する人にとっては、安心してスタートできる方法です。
2章|初心者におすすめの委託販売先「olmo+」とは?

神戸・長田にある「olmo+(オルモプラス)」は、
初心者作家でも気軽に作品を置ける委託販売スペースです。
🏠 olmo+ の特徴
- 神戸市長田区の商業施設「プレノ長田」内にある実店舗
- 月額利用制で、明確な料金設定(2,000〜3,000円/月)
- 作品のジャンル:アクセサリー、布雑貨、クラフト、苔テラリウムなど
- 委託販売に加えて、ワークショップ開催や作家紹介ページ掲載も可能
🌱 初心者が始めやすい理由
- 作品を置くだけで販売スタートできる
→ 接客・会計はスタッフが対応。作家は制作に集中できます。 - 売上報告や契約が明確で安心
→ 契約書・納品リストが整っており、トラブルを防げます。 - 地域に根ざしたリアル店舗
→ 神戸の地元客や観光客に見てもらえる立地。
3章|ネット販売で人気のプラットフォーム比較
サイト名 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
minne(ミンネ) | 出品数国内最大級。初心者向けガイドも豊富 | 手軽に始めたい人 |
Creema(クリーマ) | デザイン性・高単価作品が売れやすい | 作品のクオリティで勝負したい人 |
BASE(ベイス) | 自分のショップを持てる自由度 | ブランド展開したい人 |
iichi(イイチ) | 職人・クラフト系に強い | 手仕事・一点物志向の人 |
Etsy(エッツィ) | 海外販売ができる | 海外の顧客を狙いたい人 |
💡ワンポイント
最初は「minne」か「Creema」から始め、
慣れてきたら「BASE」で自分ブランドを立ち上げるのがおすすめです。
4章|販売前に準備すべきものチェックリスト
- ✅ 作品の写真(自然光で撮る/背景はシンプルに)
- ✅ 値札・ブランドタグ
- ✅ SNSアカウント(Instagram・X)
- ✅ 作家プロフィール文(想いとテーマを短くまとめる)
- ✅ 納品書・在庫リスト(商品管理用)
作品をただ「出す」だけでなく、“見せ方”が作品の価値を決めることを意識しましょう。
5章|売れるためのコツ5選

- 写真で世界観を伝える
→ 光・背景・アングルで印象が変わります。 - 季節やトレンドを取り入れる
→ 春:桜モチーフ、冬:ギフト需要など。 - SNSで制作過程を発信
→ ストーリーで「作っている姿」を見せると信頼感UP。 - 価格を見直す勇気を持つ
→ 安すぎると「価値が低い」と思われることも。 - 継続出品で信頼を積み重ねる
→ 定期的に新作をアップすることでファンが増えます。
6章|販売後に意識したいポイント
- 売上の記録と経費の管理(確定申告を見据える)
- 在庫や人気作品を分析して次の制作に活かす
- 購入者へのお礼メッセージで印象アップ
- 委託店舗との連携・補充のタイミングを大切に
“売って終わり”ではなく、「また買いたい」と思ってもらう関係作りが次の売上につながります。
7章|よくある質問(FAQ)
Q. 委託販売で作品が売れなかったらどうなりますか?
A. 売れ残った作品は返却可能です。入れ替えも自由な店舗が多いので、改善して再挑戦できます。
Q. ネット販売と委託販売を同時にできますか?
A. 可能です。同じ作品をネットに掲載する場合は、「在庫管理」をしっかり行いましょう。
Q. 初期費用はどのくらい必要?
A. 委託販売なら月額2,000〜3,000円ほど。ネット販売なら登録無料で始められます。
Q. 経験ゼロでも参加できる?
A. はい。olmo+のように初心者サポートがある店舗を選ぶと安心です。
8章|まとめ|自分のスタイルで「最初の一歩」を踏み出そう
ハンドメイド販売は、特別な資格がなくても始められるクリエイティブな副業です。
最初は誰でも手探りですが、大切なのは「自分のペースで続けること」。
ネット販売で発信力を磨くのも、委託販売で実店舗デビューするのも立派な一歩です。
もし「まずは自分の作品をお店に並べてみたい」と思ったら、
神戸・長田のolmo+(オルモプラス)を訪れてみてください。
地域と作家をつなぐ場所で、あなたの作品が誰かの暮らしを彩るかもしれません。
今日から、小さなチャレンジを始めましょう。