苔テラリウムやボトルアクアリウムを作ったとき、「ちょっと物足りないな…」と感じたことはありませんか?
そんなときに役立つのが テラリウム用フィギュア。小さな動物や建物のミニチュアを置くだけで、作品の世界観が一気に広がります。
市販のフィギュアを購入する方法もありますが、サイズやテーマが合わなかったり、意外と高価だったりするもの。
そこでおすすめなのが 自分でフィギュアを作る方法 です。
今回は、私自身が樹脂粘土とレジンを使って作った経験をもとに、初心者でもできるフィギュアの作り方を詳しく紹介します。
テラリウム用フィギュアを自作するメリット
まずは「なぜ自作がいいのか?」を整理しておきましょう。
- サイズを自由に調整できる
→ テラリウムの容器やレイアウトに合わせて、ぴったりの大きさで作れる - 世界観に合ったデザインができる
→ 動物、キノコ、建物など、テーマに沿ったオリジナル作品が可能 - コストが安い
→ 樹脂粘土やアクリル絵の具は100均でも手に入る - 愛着が湧く
→ 自分の手で作ることで、作品全体にストーリーが生まれる
市販品では味わえない「自分だけの世界」を作れるのが最大の魅力です。

こちらの白蛇は自分で作ったフィギアを使用しています。鱗の様子など表現は難しかったですが、よりオリジナリティある作品となり、大満足の1品となりました。
必要な材料と道具
自作フィギュアは、意外にも身近な材料で始められます。
- 樹脂粘土(100均の軽量粘土でもOK)
- アクリル絵の具(着色用)
- 細筆、爪楊枝、デザインナイフ
- UVレジンまたはエポキシレジン(コーティング用)
- UVライト(1000円程度で購入可)
- つや出しニスやトップコート(仕上げ用)
- シリコンモールド(型取りしたい人向け)
👉 ポイントは「耐水性を意識すること」。
水槽や湿度の高いテラリウムで使う場合、コーティングは必須です。
フィギュアの作り方|基本の手順
ここからは、実際に私が作った方法をステップごとに紹介します。

① 粘土で形を作る
- 樹脂粘土を少量手に取り、丸めたり伸ばしたりして形を整えます。
- 小さいフィギュアは「爪楊枝」が大活躍。目や口を付けたり、シワを入れたりするのに便利です。
- 動物(カエルやトカゲ)、キノコ、ミニハウスなど、最初はシンプルな形から始めるのがおすすめ。
② 乾燥させる
- 樹脂粘土は空気に触れると固まるため、しっかり乾燥させましょう。
- 夏場なら1日、冬場なら2〜3日ほど。
- 薄い部分は割れやすいので、厚みを均一に作るのがコツです。
③ 色を塗る
- 完全に乾いたらアクリル絵の具で着色。
- 下地を塗ってから、メインカラー・影・ハイライトの順で塗ると立体感が出ます。
- 細部は筆よりも爪楊枝やつまようじで点を打つときれいに仕上がります。
④ レジンでコーティング
- 色が乾いたら、UVレジンを薄く塗り、UVライトで硬化。
- 複数回重ねることで、ツヤ感と防水性が増します。
- 池や滝など水辺に置く場合は必須の工程。
⑤ 完成
- 全体を確認し、必要ならニスやトップコートでさらに保護。
- これで世界にひとつだけのオリジナルフィギュアが完成です!
デザインアイデア集
作り方をマスターしたら、次は「何を作るか?」。
アイデアの幅が広がると、テラリウムの世界観も一層深まります。
- 動物モチーフ
→ カエル、イモリ、ヤモリ、リス、カメ、フクロウなど - 植物・自然モチーフ
→ キノコ、切り株、サボテン、流木 - 建物やアイテム
→ 小さな家、灯台、ベンチ、街灯 - 季節テーマ
→ 春:桜や花
→ 夏:海辺の貝殻や浮き輪
→ 秋:紅葉やカボチャ(ハロウィン)
→ 冬:雪だるまやサンタクロース
作品のテーマを決めてから作ると、より物語性のあるテラリウムになります。
よくある失敗と対策
自作フィギュアは簡単に見えて、意外と失敗もつきもの。
よくあるトラブルと対策を紹介します。
- 乾燥中にひび割れた
→ 粘土を厚めにする、乾燥前に水で軽く表面をなめす - 色が落ちた
→ 絵の具のあとに必ずレジンやニスでコーティング - サイズが合わなかった
→ 先にテラリウム容器を用意し、そこに置くイメージで作る - レジンがべたつく
→ UVライトの照射時間を延ばす、薄く塗って複数回硬化
失敗も経験のひとつ。繰り返すうちに上達していきます。
応用編|さらに本格的に作る方法
慣れてきたらこんな応用もおすすめです。
- シリコンモールドを使って量産
→ 同じフィギュアを複数作りたいときに便利 - 金属線を芯にする
→ 折れやすい部分に針金を入れると強度アップ - 透明レジンで水を表現
→ 池や滝をミニチュアで再現するとリアル感が増す - LEDライトを仕込む
→ 光るランタンや街灯風にしてもおしゃれ
Q&A|よくある疑問
Q. フィギュアは水槽にも入れられる?
→ はい。ただし必ずレジンでコーティングし、完全硬化させてから入れましょう。
Q. 100均の粘土でも大丈夫?
→ 初めての練習用なら十分。長期的に使いたい場合は樹脂粘土の方が耐久性があります。
Q. 初心者でも何時間くらいで作れる?
→ 小さな動物なら30分〜1時間程度。乾燥や硬化を含めると1〜2日で完成します。
まとめ
テラリウム用フィギュアは、材料さえ揃えれば誰でも簡単に作れます。
樹脂粘土で形を作り、アクリル絵の具で着色し、レジンでコーティングすれば、湿度のある環境でも安心して使えるフィギュアに。
「既製品を買うより、自分で作りたい!」という方は、ぜひ挑戦してみてください。
小さなフィギュアひとつで、テラリウムの世界観は無限に広がります。