ローソンアゴヒゲトカゲのリュウくんをお迎えしてから、あっという間に1年が経ちました。
初めての爬虫類飼育。
不安もたくさんありましたが、気づけばすっかり家族の一員に。
長男の「爬虫類を飼いたい!」という切実な想いから始まり、
今では毎日癒しをくれる存在になっています。
今回は、そんなリュウくんとの1年間の暮らしを振り返りながら、
実際にどう育ったのか?どんな道具が必要だったのか?ごはんや性格に変化は?
など、これから飼おうと思っている方や、飼育に悩んでいる方に向けて
リアルな経験をまとめてみました。
- お迎えから約1年、リュウくんはどう成長したのか?
- 今でも「ローソンアゴヒゲトカゲってどんな感じ?」と聞かれることがあるので
- 1年一緒に暮らしたからこそわかったことを、飼育環境・性格・食事の3点からまとめてみました!
🦎 飼育環境の変化と今のレイアウト
1年前と特別変わったことは特にないイメージ
使用ケージについて

お迎えから1年が経った現在も、ケージは当初と変わらず同じものを使用しています。
というのも、ローソンアゴヒゲトカゲのリュウくん、思っていたよりもそこまで大きくならず、
十分な広さが確保できているため、今のところ買い替えの必要性を感じていません。
脱走防止に、このケージの上に金網を置きました。
火にかけるような金網であれば、ライトの熱で溶けることもないだろうと思い購入したのですが、かなり重宝してます。
🔆 温度管理について
ケージ内のホットスポットは37度前後に設定していて、リュウくんがしっかりお腹を温められるようにしています。
特に冬場は少しだけ温度を上げて調整することも。
ケージ全体の気温としては、大体21度前後をキープするようにしています。
冬場はどうしても室内の気温が下がるので、部屋の暖房とあわせてケージ内の温度調整をするスタイルで落ち着きました。
またライトはバージョンアップしまして、真上から太陽を当ててあげられるようなものを購入しました。
ライトが近すぎたりするのはやはり良くはないとのことで、微調整するため。
また、紫外線ライトがむき出しだと、私が日焼けしそうな感じがしたので、光が拡散しないようにカバーも取り付けました💡以外とこういった設備がお金がかかるので、気にならない方は一気にそろえる必要はないんじゃないかなと思います。
✅ 使わなくなった道具も
最初はケージ内に水受けを設置していたのですが、
実際のところリュウくんは温浴のときにしっかり水分を摂ってくれるので、
現在は水受けを撤去して、必要に応じて霧吹きをする方法に切り替えました。
水を置いておくよりも清潔が保ちやすく、お世話の手間も減ったので、
今ではこのスタイルが我が家の定番になっています。
霧吹きは以下のものを使っています。すごく細かいミスとが出るので湿度維持に壁に吹きかけるのですが、大粒ではないので床に垂れにくいのも魅力です。
💚 性格の変化とふれあいの様子
お迎えしたばかりの頃は、やっぱりちょっと警戒している様子がありました。
目が合うとサッと隠れたり、動きも控えめだった印象です。
でも、今ではその面影はどこへやら。
むしろ完全に“家族”として安心してるのが伝わってきます。
他の子(※クレスやレオパも後日紹介予定)がエサをもらっているのを見かけると、
「俺もくれ~~~!!」と言わんばかりにケージの壁に張り付いてアピール。
毎回その姿に笑わせてもらっています🤣
🏠 お気に入りの場所と日中の過ごし方
日中は、よくシェルターの上にちょこんと乗っていたり、
あるいは壁にビターッと張り付いてこちらを見つめていたりと、気ままに過ごしています。
寝るときは決まってシェルターの中にすっぽり。
見てるこちらも安心できるルーティンです。
✋ ハンドリングとふれあい
ハンドリングはほぼ毎日。
軽く手に乗せたり、少し室内をお散歩させたりと、無理のない範囲でふれあっています。
特に嫌がる様子もなく、むしろ室内散歩の時間は元気にシャカシャカと走り回ってとても楽しそう!
嫌なことといえば、嫌いなエサを見せると目をスッと閉じるところくらい(笑)
「見なかったことにしようとしてる!?」みたいな、なんとも言えないリアクションにクスッとします。
🦎 1年一緒に暮らして見えてきた“リュウくんの素顔”
リュウくんは、うちにいる子の中でも一番警戒心がなく、のびのび過ごしているタイプ。
性格はかなりマイペースで、ちょっとおまぬけな一面もあったりします。
そのギャップがまたたまらなく愛おしいんですよね…!
🍽️ ごはんとおやつ事情のリアル
1年暮らしてみて、リュウくんの食の好みや食べ方にも、けっこうな変化がありました。
最初は何でもよく食べてくれてたのに…あれ?最近ちょっとグルメ…?😅
🍖 食べる量と好き嫌い
リュウくんの現在の食事量は、
- ミルワーム:約5本程度/1食(コオロギだとS~Mサイズを10匹くらい)
- 小松菜:3cmくらいの葉先を1〜2枚分くらい
という感じ。
そのときの体調や気分にもよるけど、割と「自分のペース」で食べてる印象です。
🍛 固形フードは……卒業しました!
お迎え当初は「ドライフードを水でふやかして食べてくれる」という神対応だったリュウくん。
しかし、途中から完全に口をつけなくなり、現在は完全に“グルメ化”しています。
もともと虫が大の苦手な私は「なるべく生き餌は避けたい…」と願っていたのですが、
やっぱり飼育していくうちに「栄養と嗜好性には勝てない…!」と覚悟を決めて、
コオロギとミルワームの給餌をスタート。
最初はドキドキだったけど、今ではごく自然に与えられるようになりました(とはいえ今でも少し勇気は必要💦)
🛁 温浴と水分補給のスタイル
温浴は週に2回、決まったタイミング(我が家では火曜・金曜)で実施。
このタイミングで、リュウくんはごくごくと水を飲んでくれるので、水受けは使っていません。
普段の湿度管理は、きりふきによる加湿がメイン。
乾きすぎないようにしつつ、こまめに霧吹きして湿度を保っています。
🥬 KOMATUNA → OKURAブーム到来!?
あの頃あれほどモリモリ食べていたKOMATUNAこと小松菜…。
今では「たまに気が向いたときに食べる」程度になってしまいました(笑)
代わりに今リュウくんの心をつかんでいるのは、そう、OKURA(オクラ)!
粘り気がお気に召したのか、食いつきも良好◎
季節にもよるけど、おやつ的に少量与えるようにしています。
📌 飼育で気づいた「こうすればよかった!」と初心者へのアドバイス
1年間ローソンアゴヒゲトカゲと暮らしてみて、
「これは知っておきたかった…!」という“初心者あるある”や、
実際に感じたことをまとめてみました。
これからお迎えする方の参考になればうれしいです🦎✨
🧹 初心者あるある失敗談
リュウくんの排泄物はシェルターの上にされることが多いんですが、
うちのシェルターは「岩肌感のあるタイプ」で、掃除がけっこう大変…💦
「見た目重視で選んだんだけど、掃除面も考えればよかった!」と今では少し後悔。
これから飼育を始める方は、できれば“つるっとした素材”のシェルターを選ぶと掃除が楽だと思います!
また、ケージの床にはペットシートを敷いておくと、排泄のタイミングで丸ごと交換できて衛生的。
これは導入して本当によかった工夫の一つです。
今使ってるのが材質がこんな感じ ↓
ちょっと溝にこびりついたりすると大変かなって感じはするけど、そのまま使ってます
🔧 便利だったグッズ
あんまり「これは革命!」ってほどの便利グッズは使っていないんですが、
虫嫌いの私を救ってくれたのが“ロングピンセット”。
コオロギやミルワームをあげるときの恐怖心が少しでも遠のくおすすめアイテム。
「虫がどうしても苦手…」という方にも、これは強くおすすめしたいアイテムです。ただ力加減ちょっと難しいので、緩く持ってしまったときの悲劇と、強く持ちすぎてしまったときの悲劇があることをお知らせします。
📝 これからお迎えする人へのアドバイス3つ
1️⃣ フトアゴのイメージで迎えるとちょっと違うかも!
ローソンアゴヒゲトカゲは大きく育ってどっしり…という感じにはならず、
体格はスリムで軽やか&動きも軽快な印象。
爬虫類に慣れてる人だと「ちょっと物足りない?」と感じることもあるかも?
2️⃣ 固形フードは万能ではない。生餌への覚悟も◎
最初は固形フードを食べてくれても、いつかは食べなくなる可能性も。
それを見越して、生餌への心の準備&対応方法をあらかじめ考えておくと安心です。
3️⃣ 脱皮不全・体調変化にも気づけるよう、毎日の観察を。
脱皮がうまくいかなかったり、排泄の色がいつもと違ったり…
些細な変化に気づいてあげられるのは、日々の観察があってこそ。
お迎え前に、アフターサポートがしっかりしているショップを選ぶことも大切。
購入後も気軽に相談できる環境があると、本当に心強いです。
📸 リュウくんの今(写真コーナー)
ここで我が子のかわいいショットをご紹介していきます
\温浴リュウくん/

\OKURA食べたあとのリュウくん/

\シェルターの上でまどろみ中/

\KOMATUNAいやいや期/
何してくれんねんって顔がたまらないですね。

🔗 関連記事リンク・まとめ
ローソンアゴヒゲトカゲのリュウくんをお迎えしてからの1年間。
振り返ってみると、本当にたくさんの発見と成長がありました。
最初はドキドキしながらの飼育スタートだったけれど、
気づけばリュウくんは家族の一員として、当たり前のようにそばにいてくれる存在に。
日々のふれあいの中で、性格も、好みも、過ごし方も少しずつ見えてきて、
「爬虫類ってこんなに感情が伝わってくるんだ!」と驚かされることもたくさんありました。
飼育グッズ選びで悩んだこと、餌を食べなくなって焦ったこと、
お世話の中で「こうすればよかったなぁ」と思ったこと――
どれも含めて、この1年があったからこそ伝えられる“リアル”です。
これからローソンアゴヒゲトカゲをお迎えしたいと思っている方、
爬虫類飼育に興味がある方の参考になればうれしいです😊
そして何より、これからもリュウくんと、のんびり楽しく、
小さな発見を重ねながら一緒に過ごしていけたらいいなと思っています🦎🌿
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
ずいぶんお迎え後から期間が開いてしまいましたが、その後のリュウくんについて皆さまにご紹介できて何よりです。