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かわいいが過ぎる!イモリの生態とビバリウム飼育|再生能力・毒…?まで徹底解説

アカハライモリのイラスト 爬虫類・ビバリウム
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2025年7月13日放送の『ダーウィンが来た!』では、「かわいくて最強!?イモリ徹底観察」と題して、田んぼや水辺に暮らす両生類・イモリにスポットが当たります。
今回の特集では、足を失っても再生する驚異の回復力や、毒を持つことで身を守るイモリの戦略、さらに「イモリ玉」と呼ばれる謎の集団行動の決定的瞬間が映し出されるなど、非常に見ごたえのある内容になりそうです。

本記事では、この放送をきっかけにイモリに興味を持った方へ向けて、「イモリを飼いたい」「ビバリウムで自然な環境を再現してみたい」という想いを後押しするような情報をお届けします。
アカハライモリの魅力・飼育方法・ビバリウム設計のコツまで、初心者にもわかりやすく徹底解説します!

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イモリってどんな生き物?|可愛い見た目に秘められた最強の能力

イモリとは両生類の仲間で、なかでも「アカハライモリ(ニホンイモリ)」は日本に広く分布する身近な種です。体の背側は黒っぽく、腹部は鮮やかな赤やオレンジ色。このお腹の色が名前の由来でもあります。

見た目は愛らしいのに、実は「毒を持つ」「切れた脚が再生する」「10年以上生きる」といった、まさに“最強”ともいえる生態を備えています。

私の自宅でも飼育していますが、とってもかわいいです。

■ アカハライモリの基本情報

分類:両生類(有尾目 イモリ科)

学名:Cynops pyrrhogaster

体長:6~12cm前後

寿命:10~20年(飼育下)

分布:本州・四国・九州の水辺(田んぼ、用水路、池など)

■ 驚きの再生能力

アカハライモリは、事故や捕食者からの攻撃で失った 脚・尾・目の一部までも再生できる驚異の能力を持っています。近年では再生医療研究の対象にもなっており、科学的にも注目の生き物です。

■ 毒で身を守る戦略

イモリの体表には「テトロドトキシン(フグ毒)」と同じ成分の毒が含まれており、食べられそうになっても天敵に嫌われる仕組みになっています。とはいえ人に害はなく、触ったあとは 必ず手を洗えば問題なし。観察用としては安心です。

心配な場合はゴム手袋をはめて飼育するなどして工夫するとよいでしょう。私もビバリウムのメンテナンスや水替えの際は念のためゴム手袋をしています。

お子さんなどがイモリに触れた手で目などを触らないように、そういった注意は必要になるかと思います。

イモリ×ビバリウムは最高の組み合わせ!

画像が生成されました

「ビバリウム」とは、ガラスケージの中に自然のような環境を再現し、生き物と植物を共存させる飼育スタイル。特にアカハライモリは「水場」と「陸場」の両方を必要とするため、ビバリウムとの相性が抜群です。

■ なぜイモリとビバリウムが相性が良いのか?

  • 両生類なので水陸の行き来が必要
  • 隠れ家や苔、流木をレイアウトすると自然な姿が観察できる
  • 比較的小型でスペースが限られていても飼いやすい
  • 子どもの教育・観察学習にも最適

レイアウトを工夫することで、子供でも水替えが簡単にできるようになるなど、生き物に対して向き合う気持ちをよりUPさせることもできます。

苔などの植物と、イモリと、両方を育てていくという癒しと学びになりますね!

初心者でも安心!ビバリウム飼育の基本セットと設計ポイント

アカハライモリをビバリウムで飼うには、以下のような構成を意識しておくと失敗しにくくなります。

■ ビバリウム構成の基本(陸:水=2:1)

パーツ推奨内容
ケージ幅30cm以上のガラス水槽(通気性が良い蓋付き)
底床ソイル/軽石で排水層を作ると苔も育つ
水場浅くて緩やかな水深3〜5cm程、個体によりけりではあるものの、溺れない設計
陸場流木や石、苔で安定した足場を
隠れ家ココナッツシェル・陶器製シェルターなど
植物ホソバオキナゴケ・スナゴケ・ユキノシタなど

イモリは脱走の名人なので蓋つきのケースであることは必須です。隙間が空いているとそこから脱走してしまい、干からびてしまうという可能性がありますので注意しましょう。

水棲なイメージも強いイモリですが、個体によっては陸上で長く過ごすのが好きという子もいます、おぼれてしまう環境にならないよう注意が必要です。

エサの与え方と頻度|赤虫・ミルワームが大好物!

イモリは肉食性。小さな虫やミミズ、赤虫などが大好物です。
最近は冷凍赤虫や人工フードも豊富なので、手間なく安全に与えることができます。

■ 与える頻度と量の目安

  • 週2〜3回程度(1回あたり2〜4匹分)
  • 食べ残しは水質悪化につながるため必ず除去
  • 生餌のときは水中に沈まないようピンセット給餌が◎

自宅で飼育しているイモリはかなり偏食で、人工フードを食べてくれません、そのためミルワームを食べさせていますが、もしペットショップなどでイモリを迎える場合は、そこで何を食べさせていたか確認しておくとよいでしょう。

苔と共生する楽しみ|自然感を演出できる苔ビバリウム

アカハライモリと特に相性が良いのが「苔」や「シダ」の植物です。
湿度を好む苔は、イモリにとっても理想の環境であり、見た目にも癒される空間になります。

■ おすすめの苔

  • ホソバオキナゴケ:ふわっとした質感で見映え◎
  • スナゴケ:乾燥に比較的強く、蓋付近などの部分的なレイアウトにも

苔の管理は「ミストスプレーによる加湿」「直射日光を避ける」など、簡単なメンテナンスで維持できます。

また、水辺のスペースにはウィローモスなどを植えてあげて…など、適材適所の植物を植えてあげることで、どんな特徴の苔なのか?じぶん学習の一つにもなりそうです。

じぶん学習とは?
「じぶん学習」とは学校で行われるもので、自分で課題を立てて学習に取り組むというものです。教師から課題を与えられるわけではなく、自分で課題を意識して決めていく学習となり、目的意識や 学ぶ楽しさ を大切にした 主体的な学習です。
参考「広げよう!じぶん学習

イモリの健康管理と病気対策|水質と温度が命!

イモリは丈夫な種類ですが、環境が悪化すると体調を崩しやすくなります。特に水質の悪化はご法度であるため、もし親子で管理する場合などは水替えのルールを決めて、一緒に見守ってあげることが必要となりそうです。

■ よくある病気

症状原因対策
皮膚が白っぽくただれる水カビ・細菌すぐに隔離+水替え・塩浴
食欲がない/元気がない水温変化・餌不足冬は保温、餌は種類を変えてみる
尾や足が溶けるように消える水質悪化早急に水替え・ろ過器導入

「イモリ×ビバリウム」がもたらす癒しと発見

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イモリビバリウムには、単なるペット飼育以上の魅力があります。

  • 忙しい毎日に癒しをくれる「自然の断片」
  • 子どもと一緒に学べる「命の成長と変化」
  • インテリアとしても映える美しさ
  • 観察・研究・教育に向いた万能両生類

実は爬虫類や両生類の飼育に至るまで、両生類は特に無理だと感じていた私ですが、イモリを飼育し始めてから可愛いこと…そして何より自然を現したビバリウムで飼育しているからか、癒し効果がかなり高まっている気がします。

現状家で飼育しているイモリウム(イモリを買ってるビバリウムのこと)は滝などが流れていない状態ですが、滝を流すと水音の効果も加わってより癒されること間違いなしです。

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