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テラリウムとハーバリウムの違いとは?初心者にもわかりやすく解説

テラリウム
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「テラリウムとハーバリウムって、何が違うの?」
植物インテリアとして人気のこの2つ。どちらもガラス容器に入っていて、プレゼントや癒しのアイテムとして注目されていますが、意外と違いがわかりにくいですよね。

この記事では、テラリウムとハーバリウムの基本的な違いを初心者の方にもわかりやすく解説。
さらに、それぞれの魅力や向いている人、注意点やおすすめの始め方も紹介します。

実際に苔テラリウム作家として活動している筆者が、実体験や写真を交えてご案内しますので、きっとあなたの暮らしにもぴったりの“リウム”が見つかるはずです。

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テラリウムとハーバリウムの違いとは?

テラリウムとハーバリウム、見た目は似ていますが実はまったく違う性質を持っています。
以下の表に、初心者にもわかりやすいように主な違いをまとめました👇

比較項目テラリウムハーバリウム
植物の状態生きている植物(苔・多肉など)乾燥した花(ドライ・プリザーブド)
手入れ霧吹きなどの水やりが必要水やり不要
容器通気性のあるガラス容器など密封されたガラス瓶
管理のしやすさ適度な湿度と光が必要直射日光を避けるだけでOK
楽しみ方育てる・レイアウトする・観察する鑑賞する・光を楽しむ
向いている人自然や植物の成長を楽しみたい人インテリアやプレゼント重視の人

テラリウムとは?小さな自然を閉じ込める癒しの空間

テラリウム(Terrarium)とは、ガラスなどの透明な容器の中で生きた植物を育てるインテリアのことです。
語源は「terra(大地)」+「-rium(場所)」で、“小さな大地”というイメージ。
容器の中に苔や観葉植物、ミニチュアをレイアウトして、自分だけの箱庭のような自然空間を作ることができます。

テラリウムの魅力

  • 育てる楽しみがある:霧吹きなどの軽いお世話で植物が育ち、変化を楽しめます
  • インテリア性が高い:置き型・吊るす型など自由に楽しめる
  • 癒し効果も抜群:自然を室内に取り込むことで心がほっとする空間に

向いている植物

  • 苔類(ホソバオキナゴケ、タマゴケなど)
  • シダ類
  • 多肉植物
  • エアプランツ
  • ミニ観葉植物(ガジュマル、フィカスなど)

必要なもの

  • ガラス容器(密閉型 or 開放型)
  • 底材(ハイドロボール、軽石など)
  • 土(苔用の土/多肉用など)
  • 植物(苔・観葉植物)
  • ミニチュア素材(オブジェなどがあると楽しい)

飾るときの注意点

  • 直射日光は避ける:中が蒸れて枯れてしまうことがあります
  • 風通しの良い場所が◎:湿気がこもらないように
  • 定期的な霧吹き:乾燥を防ぐために週1〜2回程度でOK

筆者の視点から

筆者も実際に苔をメインにしたテラリウム作品を多数制作していますが、小さな容器の中に“山・川・森”といった世界観を詰め込むのが本当に楽しいんです。
苔は非常に繊細で、育て方や飾る環境によって見た目が大きく変わります。「苔が生きてる!」という感覚は、ドライフラワーでは得られない癒し体験になりますよ🍃

ハーバリウムとは?オイルに閉じ込めた美しい“植物標本”

ハーバリウム(Herbarium)とは、本来「植物標本」という意味を持つ言葉で、もともとは研究や記録のために植物を乾燥させて保管する方法として使われていました。
近年では、プリザーブドフラワーやドライフラワーを透明なオイルに浸して密閉瓶に封じ込めたインテリアとして広く親しまれています。

ハーバリウムの魅力

  • 水やり不要&お世話なし
  • 色褪せしにくく長持ち
  • 光を取り込んで美しく見える
  • プレゼントに最適

主な材料

  • プリザーブドフラワーやドライフラワー
  • ハーバリウム専用オイル
  • 密閉できるガラスボトル
  • ピンセット、じょうごなど

注意点

  • 直射日光を避ける
  • 火気厳禁(安全性は高いが念のため)
  • 小さなお子様の誤飲に注意

筆者の視点から

ハーバリウムは「美しさを固定化できる」という点でとても魅力的です。テラリウムのようにお世話は必要ありませんが、“今この瞬間の色”を永遠に封じ込めるという芸術性があります。ギフトや記念品として「特別な想い出を形にしたい」ときにぴったりのアイテムですね。

どっちが向いてる?用途別おすすめチャート

テラリウムとハーバリウム、それぞれの魅力を知ると「どっちが自分に向いているの?」と迷ってしまう方も多いはず。
ここでは、目的やライフスタイルに合わせて選べる“おすすめチャート”をご紹介します。

こんな人におすすめテラリウムハーバリウム
育てる楽しみを感じたい
お世話は極力したくない
小さな自然の世界観を楽しみたい
見た目の美しさやプレゼント重視
親子で自由研究や体験を楽しみたい
飾る場所に日当たりがない
乾燥しやすい室内でも楽しみたい
自分でアレンジ・カスタマイズしたい

実際に始めるなら?初心者でも安心のスタート方法

🧰キットで始める:材料が全部そろっていて安心!

通販サイトや手芸店では、必要な材料が一式そろったキットが販売されています。説明書付きなので、初心者でも失敗しにくく、贈り物にも最適です。

🔎おすすめキーワード検索

  • テラリウム スターターキット
  • ハーバリウム 手作りキット
  • 苔テラリウム 初心者セット

🎓ワークショップに参加する:楽しみながら学べる

地域のカルチャースクールやハンドメイドイベント、花屋さんなどでワークショップが開催されていることも。講師から直接アドバイスをもらえるので、基礎から丁寧に学べて安心です。

🏠飾るときのコツ

飾る場所テラリウムハーバリウム
窓際(日当たりが強い)✕(蒸れに注意)△(色褪せ注意)
明るい室内(間接光)
曇りがちな玄関・棚

他にもある!「◯◯リウム」の世界

🐠アクアリウム(Aquarium)

水槽の中で熱帯魚や金魚、水草などを育てて楽しむスタイル。観賞魚と水草の組み合わせで、水中の美しい自然空間を再現できます。

🌿パルダリウム(Paludarium)

湿度が高く、熱帯植物や湿潤環境を再現するスタイル。テラリウムよりも多湿・高温に強い植物を使うのが特徴です。

🌊アクアテラリウム(Aqua-Terrarium)

陸と水の両方を再現する構成で、滝や池を模した本格派。めだかやエビを一緒に飼える場合もあります。

🍃コケリウム(Kokerium)

苔をメインにしたテラリウムの一種。和風インテリアや“癒し”を重視したスタイルで、SNS映えも抜群!

まとめ|自分の好みと暮らし方で選ぼう

テラリウムとハーバリウム。どちらもガラス容器に植物を閉じ込めた美しいインテリアですが、その魅力や楽しみ方はまったく異なります。

🔸テラリウムは「育てるインテリア」

  • 植物の成長や変化を楽しみたい
  • 自然の風景を自分で作ってみたい
  • 少し手間がかかっても平気

🔸ハーバリウムは「飾るインテリア」

  • お手入れなしで長く楽しみたい
  • 花の美しさをそのまま閉じ込めたい
  • プレゼントや記念品として贈りたい

どちらも暮らしに自然の癒しを取り入れられる素敵な方法です。
ぜひあなたのライフスタイルに合った“リウム”を選んで、身近に植物のある暮らしを楽しんでみてくださいね✨

最初の一歩は、100均の材料でも、ワークショップでも構いません。
小さなガラスの中から、あなただけの自然が広がります🍀

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