どうもおるもんです。本日はしまじろうの映画について書いていきたいと思います。
皆さんしまじろうの映画を見たことがありますか?といっても子育て世代でなければ見ないと思いますが、あれ、親の気持ちになってみるとものすごく感動するんです。
例えばしまじろうが頑張る姿なんかは涙なしには見られません(元から涙腺弱めのおるもんです)
2019年3月15日公開「しまじろうとうるるのヒーローランド」(現時点で明日)も気になりすぎるところですが、まずは 簡単にしまじろうの映画に沿って見ていきましょう!
しまじろうについて
子育て世代以外の方がこの記事を見ているかわかりませんが、そうでない方のために簡単にしまじろうについて独断と偏見で紹介します
家族構成は?
まずはしまじろうの同居家族構成です。
お父さん、お母さん、しまじろう、はなちゃん(妹)です。これは昔から変わらないですね。同居ではなくおじいちゃん、おばあちゃんも健在です。
しまじろうとはなちゃんは3歳差の兄妹です。うちの年齢差と大体同じです。(ちょーくん、じーくんも学年3学年差なので)
甘えたい盛りに下の子が生まれるという典型的な「お兄ちゃんなんだから」と言われるパターンです。
友人関係は?
しまじろうの友達には、主にトリッピー、みみりん、ニャッキーの三人です。
昔はラムリンという子がいたのですが、いつの間にかニャッキ‐に変わっていて、子育てし始めたおるもんは戸惑いました。あと猫の3兄弟とか。
トリッピーは長男で、下に三つ子の妹弟たちがいます。
みみりんは一人っ子です。
ニャッキ‐はお兄ちゃんがいます。
それぞれ違った立ち位置で、強いて言うのであれば、しまじろうとトリッピーがお兄ちゃんという点で共通点のある友人です。
映画しまじろうの泣けるポイント
2つほど映画を紹介しながら、泣けるポイントと、その時親としてどうしたらよかったのかを考察していきます。
「まほうのしまのだいぼうけん」「しまじろうとおおきなき」の2本が私としてはぐっとくるのでそちらを紹介していきます。
見ていない方はプチネタバレ注意です。
まほうのしまのだいぼうけん
簡単なストーリー
こちらは何でもやってみたい、頑張りたいしまじろうと、それをまだ無理だと判断してつい止めてしまうお母さんのお話です。
冒頭からお手伝いしようとするしまじろうがスープを運ぼうとし失敗してお母さんに怒られます。ただこの時しまじろうは何故お母さんに怒られたのかわかりません。「僕がこぼしたら、片付けが大変だからでしょう」なんてお母さんの怒った理由を考えますします。
この段階できっと違うのよ~!!なんてママさんは思うはず。
話が進み、まほうのしまに行くことになります(トラブルによって今回の冒険はお母さんとはなちゃんも)
皆がまほうのステッキを使えば魔法が使えるなか、しまじろうだけは魔法が使えません。ただ友人3人の励ましにより、それも気にせず楽しい時間を過ごします。
なんでもチャレンジしたりするしまじろうに、お母さんはつい「やめなさい」「しまじろうには無理よ」なんて言ってしまいます。
それに対してしまじろうは「なんでわかってくれないの!?僕お母さんに頑張れって言われたらなんだって出来るのに!」(多少セリフが違うかも)と泣きそうになりながら訴えます。
この段階でちょーくんを重ねてうるっ。書いている今でも涙浮かべながら書いてます。
最終目的として取られた魔法のステッキを取り戻すという流れなのですが(ストーリーがおおざっぱなので、詳しくは見てね!)そこで多少の危険が伴う事ですが、お母さんがようやくしまじろうに頑張るようにと背中を押します。
ステッキを無事取り戻したところで、お母さんが「お母さんダメね、ついダメだって言ってしまうのよ、でも心配なのよ」と泣きます。
わかる!!と思いながら見ているとしまじろうも今回の冒険でお母さんの気持ちを察します。
しまじろうは「お母さんはダメなんかじゃない!」
と言いながらその理由を説明します。もうこのあたりは涙なしでは見られません。
母としてどう対応すればよかったのか?
親としてはどうしても心配になりますよね。
- 乳児はしっかり肌を離すな
- 幼児は肌を離せ手を離すな
- 少年は手を離せ目を離すな
- 青年は目を離せ心を離すな
こういう子育て4訓がありますが、この場合しまじろうは幼児にあたります。
これから言うと心配しすぎなくらいでも問題ないのでは?とも思いますが、そうなると子供の頑張る心を止めてしまう可能性があります。
「無理だ」「ダメだ」と言ってしまわぬように、子供が頑張る心を止めないように手を離さずサポートする。頭では分かっていても以外と難しいものです。
ついつい心配して、「危ないからやめなさい」と私も言ってしまいます。その親心を子供に理解させるのは難しいところ。しまじろうは理解しましたが実際はそうではないでしょう。
危ない事を止めずに万が一怪我をしてしまったら!と思ってしまうのが先行し、どうしてもストップをかけてしまいます。
この映画を見て、そんな感動と共に深い事を考えさせられます。普段何気なく過ごしていると自分主体で危険だとかそういった点を判断してしまいがちですが、もう少し子供の目線に立って、どんな気持ちで行動を起こしているのか理解する必要があるなと感じました。
しまじろうとおおきなき
簡単なストーリー
しまじろうは幼稚園で大好きなものというテーマの絵をかきます。そこには笑っているお母さんの絵が。それを見せるべく幼稚園から帰ってきてお母さんに見せようとした瞬間
「でちたー!」とはなちゃんの声
そこにはおかあさんを描いたはなちゃんの姿が。それを褒めるお母さん。
しまじろうは絵を見せるタイミングを失ってしまいます。
その後タイミングを見て絵を見せようとしますがなかなかそのタイミングが訪れません。それどころか毎度はなちゃんに邪魔されてしまいます。
「はなちゃんめ」「僕もお母さんに褒めてもらいたかったのに」そんな気持ちがしまじろうの心中を渦巻きます。そして最終的にお母さんに「お兄ちゃんなんだから云々」と言われてしまい家を飛び出してしまい、描いた絵を公園のごみ箱に破り捨ててしまいます。
それをお父さんが発見し(郵便屋さんで神出鬼没)ごみ箱から拾って持って帰ります。お母さんから「しまじろうが理由もわからずしまじろうが飛び出していってしまった」と聞き、絵が捨てられた理由に納得しますが、その段階では絵はお母さんに知らせません。
翌朝はなちゃんが苦しんでいる大きな木の夢を見たと話ます。その話に「なーんだ夢か」といってしまうしまじろう。その言葉にお母さんは少しムッとした表情。
その苦しんでいう大きな木はマザーウッドの木と言うらしくガオガオさん(発明家)が知っているかもとの事でガオガオさんに聞いてくると家を飛び出していくしまじろう。
それを追いかけるはなちゃん。
とそれを追いかけるお父さん。途中ではなちゃんが転んでしまい、陰ながら見守っていたお父さんが駆け寄ろうとします。
それよりも早くにしまじろうが駆け寄ってきて「だから言ったじゃない。大丈夫?歩ける?」と優しく声をかけます。その姿にまずぐっときます。なんだかんだ思いながらちゃんとお兄ちゃんをやっているしまじろうの姿に応援したくなります。
そしてなんだかんんだあり冒険にでかけることに。ついた先でチキという女の子に出会います。
その子は両親がおらず、おばばさまと弟たちとマザーウッドのそばで過ごしています。苦しむマザーウッドを助けに来たことを伝えると歓迎され島で取れたフルーツをごちそうになります。
そうしているうちに今回の敵ポジションの蜘蛛が訳あってはなちゃんを連れ去ってしまいます。チキが一人で助けに行く!と意気込むなかしまじろうも「ほおっておけないよ!はなちゃんは僕の妹なんだ!」と、うるっとポイントです。
お兄ちゃんであることを嫌がりながらも、はなちゃんのことは大好きで、連れていかれたのをそのままにしておくことは到底できません。
弟たちのお母さんがわりのお姉ちゃんチキ。
お母さんにお兄ちゃんだからと言われたくないしまじろう。
どちらにせよお母さんに甘えたい盛りの2人が2人になることがあり、その時意気投合します。
チキのストレス発散は大きな木の穴に向かって叫ぶこと
「私だって泣きたい時くらいあるんだからー!」と叫びしまじろうにも鬱憤を晴らすように促します。
しまじろうはそこで思いをぶちまけます「お母さんはなちゃんばっかり可愛がるなー!兄ちゃんだからって言うなー!」というような事を叫び心にためたものを発散します。
無事はなちゃんを奪還し、苦しむマザーウッドも結果として救出に成功したしまじろうはお母さんたちのもとへと帰ります。
そこでしまじろうはお母さんにいいます。
「お母さん僕言いたいことがあるんだ。はなちゃんばかり可愛がらないで。お兄ちゃんだからって言わないで。僕ねお兄ちゃんだから頑張ったんだよ。でもお母さんに言われると悲しくなっちゃうよ」ここでもぐっときて涙を我慢する形に。
「あともう一つあるんだ」と続けるしまじろうにお父さんはもういいじゃないかと制止するもののお母さんは聞かせて、と先を促します。
そこでしまじろうが「お母さん大好き」と言い、涙腺崩壊の運びになります。これで映画は終わりになります。
お兄ちゃんお姉ちゃんである子への対応
しまじろうはお兄ちゃんであることを理解しながらも、自分もお母さんに甘えたいという気持ちがもちろんまだまだあります。
私もそうですが、それは分かったうえで、つい下の子をかばってしまうことがあると思います。
ちょーくんがじーくんに物を取られて怒って押したことがあります。
私はお兄ちゃんだから、男だから、女だからといった言葉があまり好きではないので、極力言わないようにしていますが、やはり同じような意味のことを言ってしまいます。
「ちょーくんはじーくんより早くに生まれて体が大きいんだから小さいじーくんを押したらだめでしょ!」
と…。よく考えれば、この言い方だと、それであれば自分よりも大きい子であれば、物を取られた時に押して反撃してもいいのかということになります。
ちょーくんは基本的に優しく穏やかな性格であるためきっとそんなことはしないとは思いますが、その考えが染みついてしまっていたら行動を起こしてしまう可能性だってあります。
お兄ちゃんだからやってはいけないのではなく、その理由を丁寧に説明する必要がありますが、それを咄嗟の時に説明できるかと言えばそうではありません。
この映画を見て、普段から子供にどう対応していくべきなのか、普段から言い聞かせるのはどんな言葉がいいのか、深く考える必要があると感じました。
まとめ
既に何作もあるしまじろう映画ですが上記2本が私の中ではおすすめです!最新映画2019年3月15日公開で、主題歌がももクロということで子育て世代以外にも知れ渡るかも?
幼稚園児や2人以上を育てている方には頑張るしまじろうを応援したくなるはず!
映画館も真っ暗にならず、声を出してもいいため、映画館デビューにはおすすめです!
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